Absinthe(アブサン) おかわり


(前記事からの続きです。)

アブサン

正直言って、無理。飲めません。
しかし、気に入った酒ばかりをモチーフにしてもあかんやろ、ということで、あえて飲めなかった酒で作ってみました。

それと、この酒はいろいろ曰くつきなのがなかなか面白い、と感じています。

製造禁止

あまりに流行りすぎて当局が製造も販売も禁止にしたそうです。特に、スイスでは2005年まで禁止されていたそうです。

もともとは安い酒ということで流行ったのですが、成分に害があると見なされて禁止になったようです。
その成分とは、ツジョン(ツヨン)と言って、神経への作用が大麻に似ているそうです。
ただ、純粋なツジョンで有害性を実証した結果はなく、既存の実験で示された有害性による症状は、ほとんどアルコールによるものと変わりないとのことです。おそらく、アブサンを試験で用いているのでしょう。
WHO が30年ぐらい前に、ツジョン濃度の上限 (10ppm) を設けて解禁しました。

芸術家御用達

ゴッホをはじめ画家たちが溺愛した、という話が残っています。
実際に、アブサンの影響と見られる緑色の妖精(?)を描いた人もいます。

ストーリー

そういったことから、こういうストーリーを歌詞に入れ込んでみました。
画家の彼氏が飲んでいるアブサン
苦さと甘さがキツくて飲めない。
しかし、傷のあるその経歴に自分が重なる。

アブサンの飲み方

角砂糖にアブサンをかけて、火をつけます。
そこに水をかけながら、その水をグラスで受けます。
それが正式な飲み方だそうです。

…何なんですか、そのアヤシイ儀式は。

私が飲んだのは、最初から甘みが強いものでしたが、その「儀式」に使うのは、砂糖抜きなんでしょうね。

…いや、私はもういいです(^^;)。

アレンジ

ブルース

初挑戦です。
決して嫌いではなく、むしろ好きな方です。が、やはりギタリスト御用達という感じで、手を出しにくかったです。
いいギター VSTi を得て、ようやくやる気になりました。

しかし、いざ作ろうとすると、お手本がありません。
しばらく考えてみて、
…………………、
ありました。

The Beatles です。
ふっる~~~!!
それにしても、それだけで「ブルース好き」とか言ってしまうこの軽さ。
まあそれはともかく、意外にマイナーキーではやってないんですよね。
"Yer Blues" ぐらいかな。
残念ながら CD を聴き漁る時間が惜しいです。
少ないながらも、持っているイメージで作るしかありませんでした。

それと、いろはデビュー祭にブルースを作る、という方向性に影響を与えた作品があります。

【猫村いろは】 いろはさんのブルース 【デビューの日記念】

です。

何でこんなにしっくりくるんですか!?
私の中でいろはさんのキャラづけがこれで決まりましたwww。

メロディ

アレンジと銘打ってなぜメロディか、と言いますと……
Cメロ(というのが適切かどうかわかりませんが)のコード進行はD♭7-C7ーFm7-C7なのですが、メロディは D♭7 で C とか、C7 で E♭なんぞ使っていて、理論上は合わないと思っています。
たぶん、お聞きになっても、「ん? 何かおかしくないか?」と思われているにちがいありません。けど、ミックスのせいか、私の耳が腐っているせいか、「まっ、いっか」となってしまいました。いちおう、いろいろメロディを当てはめてみたのですが、どうしても今のメロディが頭を離れません。

ということで、率直なご感想をいただけるとありがたく存じます。

次回予告?

11月5日の「MEIKO生誕11周年祭」、がんばって準備します。
遅刻したらゴメンね。(?´?`?)テヘペロ?




というわけで、アドバイス、ご指摘などいただけるとありがたく存じます。

今後ともよろしくお願いいたします。