斗え!! 超神ビビューン feat. 猫村いろは #アニソン_ゲーソンカバー祭2023

11ヶ月ぶり、何と2023年の初投稿です(^^;)。お待たせしました。

*yuuka さん(@69thecasbah)主催の #アニソン_ゲーソンカバー祭2023 参加作品です。
やはりアニソン(広義)は私をアニメートしてくれます。

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個人的に毎年やってた「猫村いろは&ささきいさお誕生祭」を今さら出します。
(というか作りかけを完成させました(^^;))

安定の'70年代特ソンです。

☆使わせていただきました

  • MMD モデル: 猫村いろはsoft ISAO式(公式)
  • MMD モーション: 【MMD】 修羅覇王靠華山 VFシリーズモーション配布 sm23598018

ともあれ、お聞きいただければ幸いです。

作詩: 石ノ森章太郎
作曲: 渡辺 宙明
(原)編曲: 渡辺 宙明
(原)歌: ささきいさお
こおろぎ’73

(JASRAC作品コード:046-5132-4)

特撮テレビドラマ「超神ビビューン」のオープニングテーマです。
1976年7月から1977年3月の火曜19:00~19:30にNET系列で放送されていました。

編曲・楽器

今回も懲りずに、がんばって完コピをめざしました。

ホーンセクション

トランペット、トロンボーンとも、 Session Horns Pro と Chris Hein Orchestral Brass の混成部隊です。

ストリングス

Session Strings Pro です。

ドラムス

Abbey Road 80s Drummer Chrome Kit です。

ベース

いつもの Scarbee Richenbacker Bass です。
On The Road のセッティングを使っています。

ギターその1

カッティングは Scarbee FunkGuitarist です。

ギターその2

オブリガードは Amplsound Guitar LesPaul (AGLP) です。
フレーズによってエフェクターのセッティングを変えています。

グロッケン

Komplete11 から Kontakt の Factory Library です。

ピアノ

いつもの Komplete の Grandeur です。

フレーズがすごく聞き取りにくかったです。 使いどころも含めてだいぶ適当です。
省略しても曲の雰囲気には影響しませんが、 意地になって完コピにこだわってしまいました。

効果音1…フレットノイズ

AMGP のフレットノイズを wav に落として音量等を整えました。

宙明さんはこれをだいぶ気に入っていたようです。
私がコピーした曲に限っても 「ジャッカー電撃隊」 「駆けろ!スパイダーマン」で使っていました。
ジャッカー電撃隊」を作った当時は正体をつかめていなかったので、ギロでごまかしましたが(^^;)

効果音2…電気音

Aメロで出てくる高音の電気音は、 TAL-NoiseMakerにいいプリセットがあったので使いました。
実際は、 「輝く太陽カゲスター」 で出てきた電気音と同じだと思いますが、まだ特定に至っていません。 とりあえず雰囲気が似ている音色を採用しております。

ボーカル

リードボーカル

ささきいさおさまパートは、当然、いろはさんです。
元々、「いろは誕生祭」向けに作っていたので。

VOCALOID5 で、Voice Color の Exciter は +17、Character は -22 にしております。
Singing Style で何を選んだか忘れましたが、 Skill は全部カット、Effector は Gain だけにしました。

コーラス

初めて VOCALOID5 に付属の音源を使いました。

Kenさんです。

設定はいろはさんと同じです。というかコピペですwww。

歌唱ディレクション

リードボーカル

今回は、歌い方の完コピを目指しました。
まずは Melodyne でピッチ解析をしたのですが、 なかなかスゴいです。

Melodyne 解析結果

とりあえず、音符(伸ばし棒)で刻んでみました。 結果、ヘロヘロになってしまいました。
半音単位だからいけると思ったのですが、甘かったようです。

次善の策として、 4分音符以上の長音符を Attack & Release Effect に置き換えました。
すると、再現とは言えませんがそれなりに雰囲気を持たせることができました。

でも、どうしても違和感がありました。
元々女声向けに1オクターブ上で作っていたのですが、線が細くなってビブラートに負けている感じです。
そこで、1オクターブ下げて原曲どおりにしてみたところ、 非常にしっくりきました。

コーラス

リードボーカルを原曲キーにしたので、 コーラスもそれに合わせる必要がありました。
それに、サビの白玉和音は、男声ならではの響きがあります

そこで思い出しました。
うちにも男声ボーカルがいることを。
VOCALOID5 付属の Ken さんです。

とりあえず凝ったことはしていません。淡泊です。

ミキシング

いつもの Neutron3 で Mix Assistant を使っています。
オケが派手なので、荒れているぐらいがちょうどいい感じです。

マスタリング

使ったソフトはいつもの Ozone8 ですが、 設定は Streaming にしました。
サチュレーションは Warm (たぶん真空管) です。 あと、Mid-Side 処理はやめました。手間の割に効果が感じられないので。

(動かない)動画

MMD

MMDのモデルは、ISAO氏の作った「猫村いろはsoft」公式モデル、 いわゆる「大人いろは」を出してみました。

曲を聞いていると、ささきいさおさまの厳つい歌い方が、なぜかいろはさんの声にフィットしているように思えました。
(だいぶ手前みそが入っていますが(^^;)。)
そこからイメージした映像です。
何かこう、体当たりをぶちかましてくる感じ(どんなんやねん www)。

というわけで、 それらしいモーションを使わせていただきました。
動かしませんのでポーズだけですが。
跡地さんが作成されたモーション、VirtuaFighter の Akira が使う「修羅覇王靠華山」です。

なお、カチューシャ、襟などの装飾はエディットして外させていただきました。


というわけで、 ご意見、 ご感想お待ちしております。
よろしくお願いいたします。


 

選曲の動機

この曲は前々から気になっていました。
というのは、だんだんキーが上がっていくような気がしたからです。
あるいは、キーが安定していない、とでも言いましょうか。
Melodyne でベースのフレーズを解析しましたが、確実なことは言えません。

その真偽はともかく、「安定したピッチで演奏してみたらどうなるか」というのを確かめたかった、 というのが今回の選曲の動機です。 

実際に耳コピしてわかったのは、原曲キーが C と C# の間のような音だったということでした。
もしかしたら、違和感の原因はそこだったのかも知れません。
では打ち込みはどうするか、ということですが、私は C# にしました。
C で打ち込んだら、原曲キーより下なのでどうしてもヘタレた印象を持ってしまいます。
で、ボーカルを1オクターブ下げるタイミングで C から C# に移調しました。 ギター・ベースの開放弦を使っているわけではないので、めんどくさい以外の問題点はありませんでした。

アニソン‗ゲーソンカバー祭

またもや、「アニソン」「カバー祭」という言葉に引き込まれてしまいました。
あれは8年前、「ボーカロイドアニソンカバー祭り2015」という言葉を見て、 Cubaseの練習に既存のデータを移植していた作品を、急遽仕上げてアップロードしたのを思い起こします。

復活させていただき、ありがとうございます。
*yuukaさんには感謝に堪えません。

番組

前作の「アクマイザー3」から含めて、たぶん、リアルタイムで見ていたはずですが、番組の内容に関する記憶はありません。

先ほど「NET系列」と表記しましたが、「テレビ朝日」に改名したのは1977年4月1日なので、ギリギリ「NET系列」で間違いありません。

次回作

庵折さん主催の #MEIKO投稿祭 に参加します。
こっちの作品の方が先にできていたのにwww。

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というわけで、今後ともよろしくお願いいたします。