ロボット刑事 #ボカロアニソンカバー祭り2017
テレビ映画「ロボット刑事」オープニング・エンディングテーマ(1973年)
特撮が解禁になってもあまり増えないようなので、今回はこちらで行かせていただきます。
前回は昭和47年、今回は昭和48年。まあ、こんなもんでしょう(^^;)。
木宮さまのすばらしいイラストをお借りしました。ありがとうございますm(_ _)m。
im1555252 im1573888 im4292217
他の作品もご覧下さい。 user/illust/5584622
MMDで口パクやってます。
モデルは安定のマシシ式です。 im3785356
ともあれ、お楽しみいただければ幸いです。
曲
作詞: | 八手 三郎 |
作曲: | 菊池 俊輔 |
(原)編曲: | 菊池 俊輔 |
(原)歌: | 水木 一郎 |
1番は一貫してオープニング・テーマとして使われました。
3番が1~4話でエンディング・テーマとして使われました。
「合体! ゲッターロボ」に続いて、菊池俊輔さんの作品です。
特に意識したわけではありません。
楽器、編曲
耳コピ
懲りずに今回も完コピをめざしました。(目指しただけですww。)正直、元の音源が聞き取りにくくて苦労しました。
(<音源のせいにするなよ。)
フレンチホルン
実は今回の俺的裏テーマです。とうとう買っちまいました。ブラス音源を。
CHRIS HEIN ORCHESTRAL BRASS COMPLETE(以下、"CHB")です。
なかなか楽しいですねえ。Note Head という機能は便利ですわ。このおかげで短い音と長い音が交互に来ても違和感がないです。
これで(俺的オールド)アニソン打ち込みは万全!!wwww
曲の中では壮大感を出すフレーズが多くて燃えます。
トランペット、トロンボーン
上に同じく、CHB です。Session Horns Pro に比べると、クラシック向けというか、おとなしい音です。
胴の鳴り方とかをコントロールできるようですが、今回は試していません。
というか、奏法の習得だけで精一杯でした(^^;)。
フルート
実は今回の曲のために音源を買いました。と言うか、いつかは買おうと思っていましたが、今回そのタイミングが来ました。
Orange Tree の Passion Fluteです。
この音源の持ち味はオーバーブローなのですが、今回、それはあまり出てきません(^^;)。
ただ、レガートはさすがの専用音源です。
曲中で出番は多くないものの、ポイントで印象的なフレーズを奏でます。
それゆえに、ちゃんとした音源は使いたかったのです。
カッティング・ギター1
焼酎Pの定番、 Funk Guitarist です。デフォルトでかかっているリミッターだけです。
曲中では意外にパターン化されていません。それだけに聞き取りは苦労しました。
カッティング・ギター2
Funk Guitarist がステレオの右で鳴っているのですが、実は左側でゆったりとしたコードストロークも鳴っています。Ample Guitar F(ender) です。
エフェクターは、Guitar Rig 5 で コンプレッサーとアンプシミュ(Tweedman)を軽く入れています。
これを「カッティング」と言っていいかどうかはわかりませんが、ま、さらっと流して下さいww。
曲中でこっそり鳴っているので、ほとんどの楽器を仮打ちし終わった後に試聴して初めて気付きました。「何か物足りないなあ。」と。
ギター
Aメロでちょろっと鳴るワウギターは、Ample Guitar G(ibson) です。演奏上はおそらく「カッティング・ギター2」のエフェクターを切り替えているのでしょうけど、セッティングがむしろ面倒なので、別のギター(しかもハムバッカー)にしちゃいました。
エフェクターはGuitar Rig 5 で、オートワウ、コンプレッサー、アンプシミュ(Jump)を繋いでます。
曲中では、パトカーのサイレンをイメージした、どちらかというと Sound Effect 的な使い方です。
本当はエフェクターをもっとうまく調整して、奏法も工夫すると原曲に似せられそうな気がしますが、何せギターがわからないもので、これで勘弁して下さい。
ドラム
Abbey Road 70s の Open Kit です。70年代の曲ですから当然ですねwww。
ハイハットの譜割りが細かいです。
オープンの時間と開き方が2拍目と4拍目で微妙に違ったり、シャンクが入ったりと、なかなかに面倒でした。
キックは聞こえにくかったし、聞き取り泣かせでした。
音源をたくさん立ち上げすぎて、メモリがヤバかったからですwww。
ベース
Scarbee Rickenbacker の Night Session セットです。程よい目立ち方で使い勝手がいいです。
最近、Ideal Standard と並んで私の中で定番になりつつあります。
イントロの緊迫感はベースのフレーズによるところが大きいと思います。
ただ、歌に入ると聞き取りにくいこと。音程はわかるのですが、8分なのか4分なのか、もやっとしています。
あと、タムとかぶると音程が埋もれます。
ぶっちゃけ、ベースのフレーズのコピーは自信がありません。ノリで打ち込んでいます。
ストリングス
Session Strings Pro の Contemporary ライブラリを初使用です。いつもは MTown を使っているのですが、今回は変えてみました。
音がおしとやかですね。
MTown に比べて、マイクを楽器から離して全体で鳴っているのを録った感じ、とでも言いましょうか。
ゆったりしたフレーズからスリリングなフレーズまで、幅広くこなします。
アウトロの迫力を出せなかったのが少し心残りです。
ティンパニ
Kontakt5 の Factory Library、Orchestra から Timpany Hit です。どうもそのままでは迫力不足なので、エフェクターとして Transient Master でサスティンを伸ばし音程感をつけて、ステレオディレイで広がりと厚みを持たせました。
以前よりはマシになっていると思います。
オールドアニソン・特ソンには欠かせません。
私にはサビでも鳴っているように聞こえたので入れてみました。
違和感はないと思いますが。
歌
ボーカル
昨年はいろはさんだったので、今年は MEIKO さまです。GENは 80 と高めにしてあります。
歌唱ディレクション
特ソンらしく、DYN でアタック感を強くしています。ビブラートは控え目です。
ところどころ、BRE をアタック部分に入れて強調しています。
ミキシング
いつもと一緒です(ぉぃ)。トランペット・トロンボーンとフレンチホルンは Bus Comp のラインを分けました。フレンチホルンは、他のブラスと同じフレーズを吹いたり吹かなかったりと、いろいろ変わります。むしろ分けて、それぞれを別物と聴いていただいた方がいいと思います。
低音はすべてばっさりカット、が前回からの俺ブームです。おかげで、今までの作品の中でそこそこ音圧が高いと思います。低音は効いていませんが、原曲もそんな感じです。
マスタリング
毎度おなじみ、Ozone7 の Increase Presence セットです。エキサイターは、Tape を使ってレトロ感を出しています。
動画
イラスト
今回は元作品にちなんだ絵をお借りしました。むしろ、これを使わない手はない、という思いです。
3枚使わせていただいておりますが、すべて、木宮(きみや)さまの作品です。
リアリティと迫力があってすばらしいです(⌒▽⌒)。
全身を写すのに縮小しておりますが、それだけではもったいないので、拡大(というか原寸)も表示しました。
いずれまた使わせていただくことになりそうです( ̄ー ̄)ニヤリ。
MMD
口パクだけですが、マシシ式でMEIKO さまにも出演していただきました。というわけで、アドバイス、ご指摘などいただけるとありがたく存じます。
今後ともよろしくお願いいたします。
よろしければ、おまけ「ロボット刑事 ブローアップ」も見てやって下さい。