ジャッカー電撃隊【カバー曲】#猫村いろは誕生祭2017

5/14 猫村いろは生誕祭 & 5/16 ささきいさおさま & 俺生誕祭!

テレビ映画「ジャッカー電撃隊」オープニング・エンディングテーマ(1977年)
おお、時代が進んだ(^^;)。

またまた木宮さまのすばらしいイラストをお借りしました。ありがとうございますm(_ _)m。
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他の作品はこちら。user/illust/5584622

せっかくの誕生祭なので、キャラミんで踊ってもらいました。
曲に合っているかどうかはさておいて下さい。
モデルはISAO式です

ともあれ、お楽しみいただければ幸いです。


作詞:石ノ森 章太郎
作曲:渡辺 宙明
(原)編曲:渡辺 宙明
(原)歌:ささきいさお、こおろぎ'73
(JASRAC code: 040-0496-5)
原作者の石ノ森先生自らが詞を手がけています。
作・編曲は、アニソン、というか劇伴の大御所、渡辺 宙明先生。初挑戦です。

楽器、編曲

耳コピ

毎度懲りずに今回も完コピをめざしました。
そしてこれも毎度、苦労しました。

トランペット、トロンボーン

CHRIS HEIN ORCHESTRAL BRASS COMPLETEです。

いろいろイイのですが、クラシカルで上品な音なので迫力に欠けます。
そこで、音源に付属のコンプレッサとトランジェントで少し音を変えてみました。ちょっとは荒々しくなったような気がします。
サチュレータを入れるべきか、と思いましたが、今回は手を出していません。

トランペットとトロンボーンのフレーズがくっきり別れていて、かつステレオの位置も別れていたので、聞き取りやすい環境にはありました。
しかしながら、ハーモニーは再現度低いです。特にトロンボーンは低音で、ほぼでっち上げです(^^;)。

カッティング・ギター

焼酎Pの定番、 Funk Guitarist です。
デフォルトでかかっているリミッターだけです。

何と、カッティングギターが2本。初めて、"secondary"(音が重ならないように変える)の機能を使いました。

右側はスライドが多めの「上モノ」、左側は地道にリズムを刻む「下モノ」です。

エレキギター

イントロに入っているコードストロークと単音弾きは、
Ample Guitar F(ender)
です。
エフェクターは、Guitar Rig 5 で フェイザーをかけています。

実際は、左のカッティングギター1本でエフェクターを切り替えて演奏していると思います。
Funk Guitarist は単音弾きができないということです。まあ、わかって使っているので、特に不満はありません。

ドラム

Kontakt5 にある Studio Drums の Studium Kit です。
実は初めて使います。
今回はタムが4つほしいので、いつもなら Abbey Road 80s か Modern を使うところです。が、音色がどうもしっくり来なくて、ダメ元で選んだ結果です。

イントロとAメロのタムの連打がワイルドです。
アップテンポの16ビートでなかなかせわしないです。

ベース

Scarbee Rickenbacker の Night Session セットです。

アニソンらしいベースのフレーズが素敵です。聞き取り泣かせですが。

ストリングス

Session Strings Pro の MTown ライブラリです。やっぱりこっちがいいですね。
マイクの近い感じが熱いアニソンに合います。

Bメロで白玉ながら緊張感を出しています。

ボンゴ

Kontakt5 の Cuba です。
実は初めて使います。
今まではコンガばっかりだったので。
リアルでイイのですが、欲を言えば Roll をもう少し早い間隔で打てるようにしてほしいです。

イントロしか出てきませんが、ワイルド感担当です。

ティンバレス

ちゃんと出てきていますよ。
パイラ(カスカラ)の音だけですが。

イントロとAメロで、ドラムがタムだけを叩いているところに、ハイハット的な役目を果たしています。

ウッドブロック

これもイントロとAメロに出てきます。

「カン」という音に孤独感を感じます。

ギロ

イントロのよくわからない音色、というかパーカッションは、ギロだと思い込むことにしました。

ちょっと意表を突くタイミングで入ってくるように感じます。

ティンパニ

Kontakt5 の Factory Library、Orchestra から Timpany Hit です。
前々回の「ロボット刑事」と同じく、Transient Master と ステレオディレイをかましています。
バーブは薄めです。

That's the アニソン・ティンパニって感じで、出番は少ないながらインパクトはなかなかです。

タンバリン

かみじょうゆうやさん(@kuroneko_0622)のお作りになった、Tamb Masterを使いました。
今回は Kontakt5 を2セット立ち上げたので、単独音源を使っています。

リードボーカル

猫村いろはV4 natural さんです。

コーラス

MEIKO V3 dark さんです。
低音が安定しています。
最も低音が安定しているのは whisper さんですが、全体を通しての音域を考えて dark さんにしました。

「ジャッカー」の掛け声は straight さんです。
dark さんではかすれ過ぎて聞こえにくかったです。
余談ですが、無声音を知ったときに即座に、「『ジャッカー』で使える!」と思ったのはここだけの話です。

歌唱ディレクション

2人とも今回はがんばって低音を出してもらいました。
私はいつも下限を F2 にしているのですが、今回は C#2 です。
DYN と BRI をガツガツ上げて音量が下がるのをカバーしました。

いろは

特ソンらしく、DYN でアタック感を強くしています。
元歌唱に合わせて、ビブラートは4分音符でもほぼ入れています。
ところどころ、GWL をアタック部分に入れて強調しています。

MEIKO

こおろぎ'73 の構成に合わせて3人です。ピッチベンドで微妙に音をずらしています。

今回は DYN で手を抜かず、がっつり入れています。が、コンプレッサのせいか、あまり効いている感じがありません(^^;)。

ミキシング

いつもと一緒です(ぉぃ)。

Bus Comp を多用するクセがついてしまいまいた。でもおかげでミックスは安定してきたような気がします。

例によって低音はすべてばっさりカットです。

バーブ

RC48 の "small hall" を使っています。
残響音は少なめです。

マスタリング

毎度おなじみ、Ozone7 の Increase Presence セットです。
エキサイターは、Warm を使ってさらにレトロ感を出しています。

動画

イラスト

前々回の「ロボット刑事」に引き続き、木宮(きみや)さまの作品を使わせていただきました。ダイヤジャックは、スペードエースの絵に合わせてトリミングしています。

MMD

猫村いろは誕生祭」なので全然出ないのもなあ…、ということで「キャラミん」を使ってみました。
モデルはISAO(公)式 natural さんです。





というわけで、アドバイス、ご指摘などいただけるとありがたく存じます。

今後ともよろしくお願いいたします。


お時間とお心に余裕のある方は、たぶん駄文も見ていただければ幸いです。