けろっこデメタン #ボカロアニソンカバー祭り2018

ボーカロイドアニソンカバー祭り2018』参加作品です。

テレビアニメ「けろっこデメタン」オープニング(1973年)
また古くなっちゃいました。

そして、うちに Rana たんをお迎えしました!!
イラストは胡麻菌さまに描き下ろしていただきました。ありがとうございます。
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こんにちは、胡麻です。今回はラナちゃんを描かせていただきました
色々ありましたが、何とか描きあがりました
新しいポーズと背景指定で、また一歩、新しい道へ踏み出せた気がします
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ともあれ、お楽しみいただければ幸いです。

作詞:丘 灯至夫
作曲:越部 信義
(原)編曲:越部 信義
(原)歌:堀江 美都子
(JASRAC code: 030-0999-8)
タツノコプロの柱の一つだった、ファンタジー(童話風)作品から。
歌は堀江美都子さん、The 女性アニソンシンガーです。

Rana V4 さんです。
当方で3人目のボーカロイドです。


歌唱ディレクション

できるだけ堀江美都子さんのマネをしてみました。
しゃくり下げや、語尾を上げるような歌い方をさせるのは初めてです。その割にはまあまあできているような気がしています。多分に自己満足だと思いますが。
ビブラートは本家よりかなり控えています。私の趣味です。
あと、個人的な印象ですが、歌謡曲的な節回しに感じています。
まあ、明るい曲ではないので、これでいいのだと思います。

実は女性ボーカルのコピーをするのは、「夏のミラージュ」以来で、通算2度めです。
ただ、あちらはセクシー路線(?)で、全く別物ですね。

イラスト

Rana たんにラナタンのコスプレをしてもらいましたwww。
いつも無茶振りばかりですみません、胡麻菌さま。
感謝あるのみです。
どうもこんにちは、アニメはからっきしの胡麻です
今回はラナちゃんのみを描かせていただきました。顔つきが完全にTequila, te quieroのメイコですが、この子はラナちゃんです
身内に頼み込んでポーズを手伝ってもらい、グリザイユ画法なので色を好きに弄れるので、グラデーションを少しだけ意識しました
なかなか描かないポーズなので、かなりブレてしまった気もしますが…
つうくさんからは着色への指摘が多く、背景が写真だったということもあり、描画より着色加工の方が時間がかかっています
そして今回、初めてダメ出しをもらいました(笑)
原曲を予め聴いていたときは「ラナちゃんはデメタン役」と思っていたのですが、つうくさんは「ラナたんは励ます方にしてください」と言われまして…
それなりにポーズは気に入っていたのですが、お蔵入りになってしまいました。没ポーズはTwitterの方でいつか別のキャラクターに仕上げて出します

さて、私の話はこれくらいにして、つうくさんの話をしますね
今回は初めてアニソンカバーに携わったのですが、流石つうくさんって感じです
原曲を引っ張ってきてラナちゃんを歌わせるだけなのかと思っていましたが、まさか一から耳コピで打ち込んでいるとは…
ボカロのラナちゃんをこのアニソンに使ったのは何か意図があるに違いないと私は踏んでいます
次回もまた新しい事に挑戦します!
なお、背景の写真は、「写真AC」のサイトから使わせていただきました。

楽器、編曲

耳コピ

今回も完コピをめざしました。
そしてこれも毎度、苦労しました。

以前から気になっていたのですが、Aメロの「けろっこデメタン」と「おまえが泣けば」の間のコードは何だろう、と思ってよく聴いてみると、IIm7♭5でした。

ピアノ

Komplete10U の The Grandeur です。
いつものやつです。

オブリガートのフレーズで、しかも1番、2番、3番ですべて異なるという、耳コピ泣かせのパートでした。めっちゃ辛かったです。コピペ使われへんやんか(滝汗)。
トップノートを聞き取るのが精一杯、ハーモニーはほとんど勘です。

ストリングス

Session Strings Pro の MTown ライブラリです。

イントロ、間奏で目立つパートなので、奏法に気を使ったつもりですが、いかがでしょうか。
ピッチカートを初めて使いました。ここはうまくコピーできた気がして、割りと気に入っています。

トランペット、トロンボーン

いつものように、Session Horns Pro を一つずつソロで立ち上げています。

トロンボーンのパートが、テナーとバスでしっかり別れていたので、特にバスの出番が確保できてうれしいです。

カッティング・ギター

Ample Guitar F(ender) です。
今回のカッティングは弦をフルに使っている感じがしたので、Funk Guitarist ではなく AGF にしました。

エフェクターは、Guitar Rig 5 で Summer Rox というプリセットを使っています。
聞いた感じで決めました。

ドラム

Kontakt5 にある Abbey Road 70s の Tight です。

ハイハットは、サビ以外 Tight Closed にしています。
聞いた感じです。

ベース

Scarbee RickenbackerRapture セットです。
Night Sesson より音色が少しマイルドかな、と思います。


ピッコロ

久しぶりの Vienna Instruments のピッコロです。

デメタンの笛をイメージさせる、ある意味ではこの曲の象徴的な音です。
ただ、凝ったことはしておりません。

グロッケン

KONTAKT 5 の Factory Library です。

辛うじて子供向けということを主張する音です。

ミキシング

ボーカルに Neutrino を挿しています。
挿す前と比べて、高音はむしろ落ち着きますが、「全体となじませつつ、存在感を与える」感じです。
それ以外はいつもと一緒です(ぉぃ)。

Bus Comp はブラス、ストリングス、ドラムスの3つだけです。

例によって低音はすべてばっさりカットです。

バーブ

RC48 の "Midium Hall" を使っています。
いつもよりも大きめのホールのイメージです。

マスタリング

毎度おなじみ、Ozone7 の Increase Presence セットです。
エキサイターは、レトロな曲なので Retro を使っています。

今回のマキシマイズは控え目です。






というわけで、アドバイス、ご指摘などいただけるとありがたく存じます。

今後ともよろしくお願いいたします。お時間とお心に余裕のある方は、ふろくも見ていただければ幸いです。