駆けろ!スパイダーマン #ボカロアニソンカバー祭り2019

何とか間に合った、と言うか、間に合うように区切りをつけました。

テレビ映画「スパイダーマン」 オープニングテーマ(1978)
安定のおっホイチョイス。

胡麻菌さんにイラストを描いていただきました。ありがとうございます。
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こんにちは、スパイディの中の人くらいの身体能力が欲しい胡麻菌です
スパイダーマンは映画だけ観ていたので、まさか特撮が日本で公開されてるとは知りませんでした…
ライティングに力を入れて若干カラフルに描いてみました!(※当社比)
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ともあれ、お楽しみいただければ幸いです。

作詞:八手 三郎
作曲:渡辺 宙明
(原)編曲:渡辺 宙明
(原)歌:ヒデ夕樹
(JASRAC code: 020-0758-4)
東映とマーベルの異色コラボ作品の主題歌。
作詞は東映テレビ部。
作曲、編曲は特撮音楽の巨匠、渡辺宙明さん。
歌は、哀愁ある歌声のヒデ夕樹さんです。

イラスト

今回も胡麻菌さんにお願いしました。
こんにちは、何時もありがとうございます、胡麻です
今回はスパイダーマンコスチュームのMEIKOを描かせて頂きました!
と言っても、殆ど影になって見えないので最早ただの全身タイツですが…
最近、影の付け方の練習とイラストの描き方の変更をしていたので、動画のような感じにさせてもらいました
スパイダーマンに関してですが…スパイダーマン自体は知っていて、MARVELの映画は全部観ていましたが、特撮があるということは全く知りませんでした
参考にと観せてもらったMVのスパイダーマンの身体能力の高さ…!特撮の制限のなかであれだけ表現できる躍動感!リアルタイムで観れた方がとても羨ましいです
レンタルショップに特撮って置いてありますかね…?
最後に、自由度高く描かせてくださるつうくさんには毎度感謝しかないです。いつもありがとうございます
バストアップで特徴的なポーズをチョイスしていただいたのはさすがです。

まあ、40年前の作品ですからねえ。しかも、権利関係で今までなかなか陽の目を見なかったから、なおさらですね。

楽器、編曲

耳コピ

今回は最初から完コピは無理、と思っていました(^^;)。
とは言え、できるだけ近づけるようにがんばってみました。

トランペット、トロンボーン

CHRIS HEIN ORCHESTRAL BRASS COMPLETEです。

ようやくアーティキュレーションに慣れてきました。まあ、スタッカートの使い所だけですけど。

音の強弱をつける部分結構多めで、派手な力強さだけではないところが、聴いている分にはイイ感じです。
特にサビの「命をかけて」の部分とか。
しかし、いざ、自分で演る(打ち込む)となるとなかなか…。

カッティング・ギター

焼酎Pの定番、 Funk Guitarist です。
デフォルトでかかっているリミッターだけです。

正直、あんまり聞き取れなかったので、リズムとコードだけ合わせています。

マリンバ

Kontakt5 の Factory Library です。

イントロ、Aメロ、Bメロでオブリガートを奏でていますが、Bメロはあまり聞き取れなかったので適当です。

ドラム

Kontakt5 の Studio Drums の Studium Kit です。

マイルドな感じが合っていると思っています。

ベース

Scarbee Rickenbacker の Night Session セットです。

Aメロ、Bメロのフレーズが激しいです。聞き取りが大変でした。

ストリングス

Session Strings Pro の MTown ライブラリです。

サビの哀愁感あふれるフレーズがイイ感じです。
16分で刻むフレーズを打ち込むのは不安でしたが、まあ何とか形にはなっていると思います。

エレクトリック・ピアノ

Scarbee Vintage Keys の Mark I で、On The Road のセットを使っています。

今回はここが鬼門でした。
疾走感のある16分のフレーズがずっと続きます。そしてサビでは他の楽器が入って聞き取りづらいです。しかも、1番、2番、3番すべてフレーズが違うという…。
わかっていましたが打ち込みはきつかったです。
自分なりに雰囲気は出したつもりですが…。

シンセタム

cubase 付属の Retrologue です。
ゴッドシグマの曲でいちど作った音色です。

そのときに作った音をそのまま使える、と思いきや、何か違和感がある…。
VCAエンベロープのディケイタイムをがっつり伸ばすというところに気づくまで、結構時間がかかりました。

カウベル

Kontakt5 の Cuba から timbales を使っています。

イントロとAメロで案外目立って出てきます。

ウッドブロック

Kontakt5 の Cuba から hand percussion を使っています。

これもイントロとAメロに出てきます。

ティンパニ

Kontakt5 の Factory Library、Orchestra から Timpany Hit です。
厚みをつけるためにステレオディレイを挿しています。
バーブはがっつりかけています。

アウトロの16分が打ち込み臭くなってしまいました。

タンバリン

かみじょうゆうやさん(@kuroneko_0622)のお作りになった、Tamb Masterを使いました。

イントロの謎の音

イントロのよくわからない音色は、エレキギターのフレットノイズです。
Ample Guitar G(ibson)を使っています。
この音色だけ別のリバーブcubase に付属の REVerence を初めて使いました。長い残響音の Tunnel のセットにしています。

実はとある動画のコメントをヒントにしました。

ボーカル

イントロのかけ声も含めて、MEIKO V3 さまです。
Power をプライマリに、Dark をセカンダリにしたクロスフェードです。

英語のセリフ

MEIKO V3 English さんです。

原曲に忠実に、「チェンジ、オパルドン」と言ってもらいました。というか、"Leo", "Pardon" という2つの単語を入れたら、自ずとそうなってしまったのです(^^;)。

歌唱ディレクション

ボーカル

元歌唱に合わせて歯切れよくしています。VELを下げ気味にし、DYNも早めに下げています。
サビの「一筋に」というところだけは逆につなげて歌っています。私にしては珍しく VEL を 64 にしています。
力強さを出すために、語頭だけ BRI を入れているところもあります。
節回しは入れていますが、しゃくりは入れていません。

セリフ

イントロのかけ声は、ポルタメント&タイミングで調整しています。
ここでも語頭に BRI を入れています。

英語はほとんどベタですが、"change" だけはピッチベンドで調節しました。音符一つとみなされて途中で分割できないので、やむを得ない措置です。
もしかしたらやり方があるのかも知れませんが、調べるより手っ取り早く結果を求めました。

ミキシング

いつもと一緒です(ぉぃ)。

Bus Comp は使っているものの、ブラス、ストリングス、ドラムスをそれぞれまとめた程度です。

例によって低音はすべてばっさりカットです。

バーブ

RC48 の "Midium Hall & Echo" を使っています。
残響音は割と多めです。「ビルの谷間」をイメージしています。

マスタリング

毎度おなじみ、Ozone7 の Increase Presence セットです。
エキサイターは、Retro を使ってレトロ感を出しています。




というわけで、アドバイス、ご指摘などいただけるとありがたく存じます。

今後ともよろしくお願いいたします。お時間とお心に余裕のある方は、エレピの激しさにむせび泣く男も見ていただければ幸いです。