流星人間ゾーン #アニソンカバー祭り2021

TVドラマ「流星人間ゾーン」オープニング・テーマ(1973)

またまたアニソンではなく特撮ソングです。
   作詞:石狩 あきら
   作曲:三沢 郷
(原)編曲:三沢 郷
  (原)歌:子門 真人、少年少女合唱団みずうみ
(JASRAC code: 094-2701-5)

胡麻菌さんにイラストを描いていただきました。ありがとうございます。

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こんにちは、胡麻菌と申します!
今回はいつものささきいさおさん原曲じゃないそうですよ!?
超レアな新作カバー、お楽しみください!

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ともあれ、お楽しみいただければ幸いです。


作詞:石狩 あきら
作曲:三沢 郷
(原)編曲:三沢 郷
(原)歌:子門 真人、少年少女合唱団みずうみ
(JASRAC code: 094-2701-5)

今までさんざんアニソン、特ソンを取り上げてきて、子門真人さんの曲は今回が初めてです。
まあ、ささきいさおさんに偏っているのは否定しませんが(^^;)。

イラスト

今回も胡麻菌さんにお願いしました。つける条件が多いにもかかわらず引き受けて下さり、ありがとうございました。

つうくファンの皆様、半年ぶりです!
初めての皆様は初めまして!胡麻菌です 今回はエンジェルを描かせていただきました!

全体
安定の厚塗りですw 気合いを感じるエンジェルを目指してみました キリッとした顔に惚れるような口をラフとして出したのですが、口だけ変更に… 結果としては凄くかっこ良くなりました ゾーンエンジェルらしさを活かしながらMEIKOっぽさは出せたでしょうか…?

背景
青単色がいい、とのことで、合成用と密かに呼ばせてもらっていますw 素材にどうぞ………つうくさんが良いと言ったらですけど…www

ベール
ない方がいいとリクエストが入っていましたが、バストアップの制限の中でゾーンエンジェルらしさを少しでも増やしたかったので、ベールを剥がそうとするポーズにしてみました
まあ、クロマキーは頭の片隅にありました。何かいい背景があればハメ込もう、と。
結局そのままですが。

それにしても、曲のイメージそのままに、勢いのあるフレーミングはさすがです。
ありがとうございます。

制作環境

実は今回、6年ぶりにパソコンを買い替えました。
core-i7 でメモリを 64GB、SSD を 1TB 積みました。
これで VSTi やエフェクターをちょっと多めにロードしても怖くありません。ロードに時間のかかる Kontakt 関係もあっという間です。

だがしかし!!
これを機に Cubase を 11 にバージョンアップしたら、これ自体のロードに結構時間がかかります。SSD なのに。
そして、32bit VST は使えなくなりました(T_T)。
mda ePianoHexagon'85は気に入っていたのに…。
まあ、永遠というものはないので代わりにMK-1 CollectionVSDS-Xを、次に必要になった時に買うつもりです。
ちなみに、Cubaseのバージョンアップによる恩恵は、今回の作品では特に受けていません。
(というか、新機能の使いどころがわからないまま…(^^;)。)

楽器、編曲

1970年代ならではの厚いオーケストレーションと、それを活かしたフレーズが印象的です。
編曲者の得意技でもあるようです。

耳コピ

ということは、それを聞き取っていかなければなりません。結構面倒です(^^;)。

ブラス

今回もCHRIS HEIN ORCHESTRAL BRASS COMPLETEのみ使用しました。

ホルン

今回の肝です。
イントロの「吼えるホルン」にチャレンジしてみました。
glide mode (グリッサンド) がうまく機能しました。

トランペット & トロンボーン

キメや合いの手的に切り込んでくる、典型的なブラスの使い方です。
どうしても浮いてくるので、トランペットは500Hz以下、トロンボーンは200Hz以下をバッサリ削ったら、割となじみました。さらに2000Hz以上を思いきり持ち上げて、派手さを出しました。

ストリングス

左パート

いつもの Session Strings Pro の MTown ライブラリです。

煽るような細かめのオブリガートが多いフレーズです。

右パート

こちらも Session Strings Pro の MTown ライブラリですが、2つの音色があるので、左右で使い分けています。

割とバックに徹した、大らかなフレーズです。

ピッコロ

Vienna Instruments のピッコロです。
半音トリルがイイ感じです。

曲に緊張感を与える高音が印象的です。
ただ、こういう高音はミキシングが難しいです。耳障りになりやすいんですよね。かと言って下げると聞こえなくなるし。

ドラム

Native Instruments の AbbeyRoad80s Chrome Kit です。
聞いた感じで選びました。

ハイハットを使わない、クラシカルな雰囲気が印象的です。
細かくリズムを刻む役割はスネアが担っています。
そのせいか、マーチ感がすごくあります。

ベース

Scarbee Rickenbacker の Dub Bass セットです。
倍音があまりない、おとなしい音です。

ギター

AmpleGuitar StratoCaster III です。
原曲に忠実にするならば、もっとアコースティック寄り(エレアコ?)の音が欲しかったのですが、純粋なアコースティック(AGM III)だと音が太すぎるので、とりあえずこちらにしました。

ハイハットがない分、ギターのリズムを刻む役割が大きくなっています。
個人的には何となく西部劇を思い起こします。

ティンパニ

Kontakt5 の Factory Library から Timpani を使っています。
イントロとアウトロしか出てきませんが、イントロのロールとアウトロの締めには欠かせません。

タンバリン

フリーの音源、Tamb-Master を使っています。
今回も振るだけの音が欲しくて使いました。

ハイハットがない分、リズムを刻む役割が強まっています。

リードボーカル

MEIKOさまです。V3 power 単体です

歌唱ディレクション

アニソンなのでがっつりしゃくりを入れています。
子門真人さんに倣ってみた、サビのハイトーンがイイ感じにできました。

かけ声は女声の発声範囲に合わせました。
単体で聞くとまあまあイケてるのですが、曲に入れるとイマイチですね。

コーラス

Rana たんです。
子供コーラスは任せています。

歌唱ディレクション

子供らしく、こぶしもしゃくりも入れません。

ミキシング

Neutron 3 の Mix Assistant を使いました。
今回のようにパートがたくさんある場合は、AI である程度仕上げてもらえると助かります。
いつの間にかバージョンアップして、曲をフルでスキャンするようになりましたね。

ボーカル

Neutron3 の Track Enhance を使いました。
今回はパソコンがパワーアップしたので、コーラスにも Neutron3 を挿しました。

バーブ

Komplete10U の RC48 で、Midium Hall & Echoes のプリセットを使っています。

マスタリング

Ozone 8 の Master Assistant を使いました。

そこにエキサイター(サチュレーター)とステレオイメージャーを追加しています。
エキサイター、今回は Tape にしています。




というわけで、アドバイス、ご指摘などいただけるとありがたく存じます。

今後ともよろしくお願いいたします。


よろしければ、余録もご覧くださいませ。