がんばれ! 宇宙の戦士【カバー】 #猫村いろは誕生祭2018

5/14 猫村いろは生誕祭 & 5/16 ささきいさおさま & 俺生誕祭!

おめでとうございます!!

TVアニメ「宇宙大帝ゴッドシグマ」オープニング・テーマ(1980年)
やっと70年代から脱しましたwww。


胡麻菌さまに「ゴッドシグマ」を描いていただきました。
ひたすら感謝です。

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こんにちは、かっこよければ懐メロも好きな胡麻です
ゴッドシグマの作画を担当させていただきました
文字と静止画の演出のしかたが相変わらず面白くて好きです
皆さんも特にサビ辺りは見てくださいね!
つうくさん、ささきいさおさん、誕生日おめでとうございます!
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ともあれ、お楽しみいただければ幸いです。

作詩:八手 三郎
作曲:小林 亜星
(原)編曲:武市 昌久
(原)歌:ささきいさお、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
(JASRAQ code:020-2255-9)

「コン・バトラーV」から続く東映(スーパー)ロボットものの主題歌で、小林 亜星さんの朗々としたメジャーキーのメロディが印象的です。

動画

イラスト

胡麻菌さまに「ゴッドシグマ」を描いていただきました。
多分今まで描いたことのないモチーフだと思うのですが、引き受けていただき、ひたすら感謝です。
こんにちは、水木しげると同じ誕生日の胡麻です
今回はゴッドシグマを描かせていただきました
此処で何ですが、つうくさん、ささきいさおさん、お誕生日おめでとうございます
これからも健やかに懐かしさ漂う新曲を作り続けてください
時代を感じる曲はいいですね!昭和の代表楽器の様なシンセサイザがたまらなく好きです
さとり世代の私には当時のなつかしさを感じることができないのが残念です…ブラウン管テレビの懐かしさだけなら共有できるんですけどね
先日、丁度ゴッドシグマの世代の両親に「昭和に戻りたい」と言ったら全力で拒否されました

機械ものは今までで指の数も描いていなかったので、またまた新鮮な経験ができました
LBXのパッケージの様なイラストにあこがれてはいるものの、即興ではやはり厳しいですね…精進します
ポーズはガンダムやその他機械系のアニメにありそうなものを出してみました
つうくさんからは一発OKを頂き、そのままさくさく進んで今のものになりました
背景は光る剣に被らないような色を、また、青い地球が映えるように足を暗くし、ついでに立体効果も混ぜています
視覚効果からして、剣がメインになっている気がしますが…気のせいという事にしましょう(笑)

つうくさん、何時もありがとうございます
今回も綺麗な調教とすっきりした聴きごたえですね!
男性原曲は男性が、女性原曲は女性が似合うと思っていたのですが、概念が壊れた気がします
イラストの無双剣はすごく気に入っています。

なるほど、私は胡麻さんの親より世代が上、ということですね(゚∀゚)。
ダンボール戦記」、単語だけ聞いたことあるような…(^^;)。

動画その他

いろはさんが全然出てきません。
すみません。入れるスペースを考えていませんでした。

楽器、編曲

耳コピ

毎度懲りずに今回も完コピをめざしました。
そしてこれも毎度、苦労してます。

イントロの半音ずつ上がっていくのは、結構特徴的だと思っていました。
よく聴いてみると、全部 sus4 でした。IIIsus4 - IVsus4 - ♭IVsus4 - V7、って感じです。この不安定感が、むしろ高揚感につながるのですね。

トランペット、トロンボーン

CHRIS HEIN ORCHESTRAL BRASS COMPLETEです。

いろいろ試していますが、スタッカートはキースイッチで出した方がよさげです。
フォールがなぜか Sustain で出ず、Short でしか出ません。とりあえずこの曲は問題ありませんが、今後どうしようか悩みます。

今回はキースイッチのクレッシェンドを多用しました。今までは expression で表現していましたが、デュレーションが合ったので使ってみました。ハマるとイイ感じです。

アルト、テナーサックス

Komplete10U の Session Horns Pro です。

今回はホーンセクションが厚いです。

カッティング・ギター

今回はアルペジオがあるので、AmpleGuitarF(ender) にしております。

ベース

Scarbee RickenbackerRapture セットです。
抑え気味の音色にしております。

シンセ系サウンド

時代の流れを反映して、ストリングスの代わりにシンセサウンドがバンバン入っています。
当然、がっつりアナログシンセです。

シンセタム

いかにも時代を感じさせる、「ピュンピュン」のシンセタムは、cubase 付属の Retrologue です。
サイン波でピッチにエンベロープをかけるか、カットオフフィルターのレゾナンスか、2通りの音の作り方がありますが、今回は前者の方法です。

演奏中、音によってディケイが変化しますが、今回はロング、ミドル、ショートの3種類を別々の音色として使っております。ディケイタイムをオートメーションでいじろうと思ったのですが、そうすると発音中の音まで影響を受けるので、あえて別々にしています。パーカッション音源を探すのも面倒でした(^^;)。

その他

いっぱい出てくるので個別の解説は省略www。Massive(アナログ波形), Retrologue, OB-XD を使っています。
ほとんどが単純な音なので、プリセットをちょっといじるか、イチから自分で作ったものなのですが、Aメロ(「君知ってるかい…」のバース)のパッドだけはどうしても作れなくて、Massive(デジタル波形) のプリセットを使っています。

ドラム

Kontakt5 にある AbbeyRoad80s の Chrome Kit です。
それ自体は特筆する点はないのですが、原曲では16分で刻むハイハットが別録りされているようです。それは左にパンを振っています。
アウトロのハイハット、オープンのロールは手打ちですが割りと自然で、音源の性能の良さを感じるところです。

ハンドクラップ

99sounds の Clap Machine という VST を使いました。
キーによって(音程以上の)バリエーションがあるので、2音鳴らして厚みを持たせています。

リードボーカル

猫村いろはV4 natural さんです。
この曲は、一番低い音が B♭ なので、普通のキーで歌ってもらいました。
(1オクターブ下げるとさすがのいろはさんも辛いです。)

コーラス

MEIKO さまには、こおろぎ'73のパートを持ってもらいました。
高音部は Straight さん、低音部は Dark さんです。

Rana たんは、コロムビアゆりかご会のパートです。
前作のブロマガでも書きましたが、これこそがうちでの Rana たんの使い所です。

歌唱ディレクション

いろは

元歌は節回しが少なく、わりとさらっと歌われています。
実はそこが今回の苦労した部分であります。

以前にも書きましたが、あまり手を入れないとのっぺりした機械的な歌い方になりがちです。
節回しが少ないので、音符を刻むやり方では変化が大きすぎます。
そこで久しぶりに、ビブラートを手書きで加えてみました。
そこそこ効果は出ていると思いますが、もう少し何かが必要に思われます。

それから、歯切れよくするために DYN を大げさに変化させています。
子音の発音を削らないように気を使ったつもりです。

MEIKO

歯切れに気を使って DYN に手を入れさえすれば、それなりに歌ってもらえるので助かります。

Rana

子供っぽく歌うには、むしろのっぺり歌ってもらう方がいいので、歯切れの DYN だけです。

ミキシング

いつもと一緒ですが、今までに「いろはさんの声が埋もれがち」というご指摘を何度かいただいていたので、そこは意識したつもりです。
ブラス好き好き病もだいぶ治まってきましたwww。

コーラス

あ、エフェクターではなくて、MEIKO、Ranaのコーラスパートです(^^;)。

pitch bendでデチューンをかけたり、ステレオエンハンサーをかましたりといろいろしてみたのですが、どうにも分離(複数人で歌っている)感が出ませんでした。
ググった結果、ピンポイントで基音周辺の周波数を下げるという手法を見つけて試した所、分離感が出て、存在感がありながら前に出過ぎない感じになりました。
まだまだすべきことはありそうですが、とりあえずは一歩前進と言ったところです。

バーブ

宇宙をイメージしたサウンドの広がりは、各パートのディレイで調節しているため、全体のリバーブは普通に RC24 の Small Hall を使っています。

マスタリング

毎度おなじみ、Ozone7 の Increase Presence セットです。
エキサイターは、Tape を使ってレトロ感を出しています。



というわけで、アドバイス、ご指摘などいただけるとありがたく存じます。

今後ともよろしくお願いいたします。お時間とお心に余裕のある方は、エピローグも見ていただければ幸いです。