”Sugarcane Girls”の歌詞ができるまで

歌詞のイメージ作りのために、ラムと黒糖焼酎を入手、賞味しました。この夏いっぱい、ラムと黒糖焼酎で過ごせそうですwwww。
ムラータ(Mulata)
キューバのラム、「ロン・ムラータ」が由来です。
ムラート」(Mulato)は、混血、主に白人と黒人の混血を言います(地理で習いました)。スペイン語なので、女性は「ムラータ」です。「ロン」(Ron)はラムのことです。「ロン・ムラータ」は、キューバ国営企業のブランドです。
私が飲んだのは、「パルマ・スペリオーレ」。見た目は、ダークとゴールドの中間ぐらいの感じです。
香りは、ダークと同じような甘く濃い感じ。
飲んでみると……。辛い!! 甘ったるさゼロ!!
何というか、シャープなキレのあるウィスキーみたいな感じ。

『「触るとやけどするよ」的なお姉さま』のイメージです。
って、あれ、何このデジャブ感は。
弥生(やよい)
鹿児島県、奄美大島黒糖焼酎、「弥生」が由来です。
「弥生」は会社名(弥生焼酎醸造所)でもあります。
私が飲んだのは、「荒ろか」。青いビンがきれいです。
香りは、黒糖焼酎のさわやかな甘い感じ。
飲んでみると、ちょっとコクがありながら、基本的には焼酎のすっきりした感じ。

『落ち着いた、さわやかなお嬢様』のイメージです。

ちなみに。黒糖焼酎の有名どころでは「れんと」がありますが、レンくんを思い起こしてしまいますね。弥生焼酎醸造所では「まんこい」という銘柄もあります。奄美の方言で、「万来い=千客万来」だそうです。が。今回は使い辛いですねww。
コルコル(Cor Cor)
沖縄県南大東島のラム、「コルコル」が由来です。
「グレイスラム」という、沖縄電力ベンチャー企業が作っています。「コルコル」は、"CORAL CORONA"(コーラルコロナ=珊瑚の冠)から取っているそうです。そして「珊瑚の冠」は、南大東島の地形そのものを指します。
私が飲んだのは、「コルコル アグリコール」
「アグリコール」は「農業的」の意味です。対義語は、「アンデュストリエル(工業的)」です。歌詞の中の「農家生まれ」はここから取っています。
透明なビンに緑のラベルです。
香りは……。
何これ!?
誤解を恐れずに言うなら、プラスティックのような臭い。とても口にできるとは思えません。
でもせっかく買ったので飲んでみると、やはり印象は同じ。アルコールの味がするだけ、まだマシかも。

しかしこれで終わりではありません。
のどへ流れていった後の、その後味。
何これ!?
素朴でコクのある甘みが口いっぱいに広がります。
何たるツンデレ!!!!

『やんちゃなじゃじゃ馬だけど、知り合えると優しい(どころかベタベタの)子』のイメージです。

この酒、かなり上級者向けと言えます。(ちなみに私は最近慣れましたwww。)
あの臭いからこの後味は想像できません。年上の人は「焼酎は臭い」と言いますが、私も少し想像できるような気がします。

没ネタ(その他飲んだやつ)

バカルディスペリオール
ホワイト・ラム。
クセがなさすぎ。逆に言うと、カクテルで映える。炭酸とライムで割るといい感じ。
ハバナクラブ 7年
ダーク・ラム。私が今まで持っていたラムのイメージ。
甘い香りと味が、アルコールの強さとライバル関係。というかどちらにも攻め込まれる感じ。

没ネタ(ここまでの道のり)

ラムと黒糖焼酎、というネタは、「焼酎P」の名前をいただいた頃から考え始めました。
最初に思いついたタイトルは、「黒糖ツインズ」。
しかし、調べるうちに、ラムは黒糖を使わないことがわかって断念、「サトウキビ娘」に変更。
またまた調べるうちに、国産のアグリコール・ラム「コルコル」というのを知って、3人組に。タイトルを英語の"Sugarcane Girls"に変更。


ということで、どなたか、イラスト、いただけませんでしょうか。
お礼に一曲リクエスト受けます。
(大丈夫か!?)

ということで、何とぞ、よろしくお願いいたします。