Take Me Up

春風に誘われて、ちょっと旅に出ませんか?



え、「エープリル・フールは終わった」? 知ってますとも。
あと、私に似合わないセリフということも知ってます。

第7作は、春にふさわしい、さわやか軽やか fusion 風を目指しました。
もっとも、いつもの funk にテンションを乗せただけ、と言えなくもないですが。
タグは二つとも付けてありますが、不適切だと思う方は削除して下さい。
それと、初の shuffle です。ハネまくっています。

決して、P名をもらって浮かれているわけではありません。
本当です!! 信じて下さい!!

楽器、編曲

オルガン

Kontakt5 の Vintage Organ、B3です。
バックの白玉は下段、間奏のソロは上段を使っています。
白玉は、はじめはシンセパッドにするつもりでしたが、下段でコードを押さえたら、音が思いの外良かったので、そちらにしました。アタックにクリック音のないところがよいのだと思います
ロータリースピーカーのスピード変化が面白くて、調子に乗って使っています。

リズムギター

毎度おなじみの Funk Guitarist です。
shuffle のリズムを作り出す、軽やか感担当です。
コンプレッサーだけかけています。

ベース

Scrabee Rickenbacker です。
ベース本来の低音がしっかり出ています。
目立ちすぎないよう、倍音の少ない Dub Bass のセットを使っています。

ドラム

AbbeyRoad 80s Drummer です。
Snare は chrome です。
今回は、Snare の軽やかさ重視で選びました

フルート

Kontakt5 の Orchestra グループを使いました。
間奏とサビでリフを吹いています。
アタックが若干遅いので、多少前のめりで演奏させています。

ボーカル

普通の歌なのに、Power です。
ウキウキ感を出しながら明るめに歌ってほしかったので、Straightではなくこちらを起用しました。
私としては初めて GEN を少し下げています。
あんまり下げると声が荒れ、音がやせるので、ほんの隠し味程度です。
みんな、咲音メイコとかどうやって作ってるんでしょうか?

コーラスはありません。

ミキシング

全体のリバーブは、RC48 で Moderate Hall を設定しました。
VST プラグインのマキシマイザーは、VeeMaxを使いました。
いつもと同じ設定ですが、正直、ちょっと音が荒れ気味です。音数が少ないので、かえってうまくいかないのかも知れません。
イコライザー(Solid EQ)で、心もち高音を上げてこもり感を緩和しています。

歌詞

今回のテーマは「私を旅に連れてって」です。
かなり媚び媚びです。
自分でもこんな詞が書けるとは思いませんでした。

一見、バイクのツーリングを思い起させる言葉です。
私自身、昔、バイクに乗っていましたが、実は……、

北海道のキハ281系振子気動車特急「スーパー北斗」(上り)がモチーフです。

・1番…札幌を出発
・2番…沼ノ端→白老の長距離直線区間
 現実は広々とした風景はそれほどありません。
・転調部…東室蘭長万部噴火湾
 「車体(ボディ)が傾く」のは振子機構のせいです。
・3番…函館に向かって

ちなみに、ハンドル名「つうく」は、ドイツ語 "Zug" で「列車」という意味です。
アルコール濃度だけではなく、鉄分も濃いという、なかなかの廃人です。

イラスト

山羊五条さまのイラスト、「ほら、はやく!」です。
いいですね。魅力的です。
誘っている感満載なので使わせていただきました。
"I Will Show You"に続き、2回目の引用です。

ありがとうございます。



アドバイス、ご指摘などいただけるとありがたく存じます。

今後ともよろしくお願いいたします。